http://ivandemarino.me/2012/02/27/PhantomJS-REPL-it-s-ready-for-a-taste/より引用
はじめに
「○○言語はどんな環境でも動きますよ」
「△△だから導入が簡単」
とかって言葉は各方面で聞きますが、
なんだかんだ、インストールだのダウンロードだの、少しの手間がかかってしまいます。
新しい言語を覚えてみよう、ちょっとためしにコーディングしようみたいな時
その手間が惜しい。
環境構築したは良いけどすぐ飽きちゃう気がする。だからやめとこっかなー、みたいな。
そういうめんどくさがりの人のために、今回はWeb REPL(またはWebコンソール)を
提供しているサイトをまとめてみました。
Webブラウザと接続できるネットワークさえあれば気軽に試せるなんていいと思いませんか?
REPLとは
さて、前提としてまずREPLって聞き慣れない人もいると思います。
REPLとは。。。
Read-eval-print loopの略(http://d.hatena.ne.jp/keyword/REPLより引用)
字のごとく読んで評価して表示して繰り返す。対話型評価環境を指す。ただし、インタープリタと同義ではない。
多くの関数型言語やスクリプト言語では利用出来る。
まとめたサイトの中にはこの定義から外れるものもあるかもしれない(完全な対話環境ではないサービスも含まれているので)。
けど、「はじめに」で書いた目的を考慮して、REPLに類似したウェブサイトも含んでいます。
REPL(またはWebコンソール)を提供する各サービス
海外サイトが多いです。
僕の思いついた限りまとめています。
僕の評価観点としては
・サイトが使いやすいか
・チュートリアルが充実しているか
といったところです。
>Java
Java REPL
http://www.javarepl.com/console.html
完全な対話型のコンソールを提供しているサイト。
ちょっともっさりしてる。けどJava SE8も対応している。
チュートリアルはなし。
>C#
C# Pad
http://csharppad.com/
コードアシストもついていてなかなか優秀そう。
チュートリアルが無いのが残念。
ブログへの埋め込みHTMLとか、その他サービスへのシェア機能とかある。
>Scala
Simply Scala
http://www.simplyscala.com/
やっぱコンパイルはワンライナーでも遅い(笑)
チュートリアルもついている。
個人的にはひしだまさんのサイト眺めながら
ためしにコーディングしてみたりするときに使ってみたりとか。
>Kotlin
Kotlin Web Demo
http://kotlin-demo.jetbrains.com/
超良い。Kotlin最高(※個人の感想です)。
JetBrains社のサイトだし、チュートリアル充実。コードアシストつき。
Ctrl + F9で実行される。
>Ceylon
Try Ceylon
http://try.ceylon-lang.org/
チュートリアルもあるし、サイトも分かりやすい。
ただ、問題を解答していく形式じゃないのが個人的にはもったいないかなぁ。
答えが書いてあると手を動かしたり、考えたりする時間無いしなぁ。
>Haskell
Try Haskell
https://tryhaskell.org/
このサイト楽しい。「help」と入力すると、
コンソールにチュートリアルが出てきて、
それにしたがって書いていけば、Haskellの特長である関数が
色々ためしにコーディング出来る。
たまに正しく打ち込んでても、半角スペースうんぬんで完全一致せず
次のチュートリアル進まないっぽいときがあるのは残念だけど、そういう時はURL直打ち
しちゃえばいいと思う。
>Groovy
Groovylive
http://trygroovy.appspot.com/tutorial
Groovy web console
https://groovyconsole.appspot.com/
2つ見つけたけどチュートリアルついてるのでGroovyliveが初学者におススメ。
ただ、Groovy web consoleの方がサイトの見た目的には見やすいというかなんというか。
Groovyliveは「go」ってシェルに打ち込まないとプログラムが実行されないのが初め分からなかった(笑)
「clear」コマンドも使える。
Groovy web consoleは「execute script」ってボタンを押さないと動作しないっぽい。
>Clojure
Try Clojure
http://www.tryclj.com/
チュートリアルは無し。どうやら、Clojureの普通のREPLと挙動は
大体同じ気がする。Clojure使いなら気軽にヒャッハー出来そう。
今からClojure学びたい人は、入門サイトなど眺めつつ、
コーディングすると良いと思う。
>Ocaml
Try Ocaml
http://www.tryclj.com/
このサイトはチュートリアルに一緒に進んでいけるみたいで僕好み(誰も聞いてない)
ショートカットキーもあるし使いやすそうなサイト。
ロケール対応もしている!と思いきやEnglishのみ(2015年1月時点)。
>その他
codepadってサイトやばい
http://codepad.org/
>C
>C++
>D
>Haskell
>Lua
>OCaml
>PHP
>Perl
>Plain Text
>Python
>Ruby
>Scheme
>Tcl
全部ラジオボタンで切り替えて全部の言語が試せる。
ただ、サイトがイケてない。なんでコード書いて実行したら
毎回別画面に遷移するんだ。。。。。
正直使いにくいぞー
集約されているサイトだと、repl.itってサイトの方がすごい
http://repl.it/languages
>Ruby
>Python
>Lua
>Scheme
>JavaScript
などなど。その他にもいっぱい。※1
※1
・QBasic
・Forth
・APL
・Emoticon
・BrainF***
・LOLCODE
・Unlambda
・Bloop
・Javascript.next: The JavaScript of tomorrow.
・Move
・Kaffeine
・CoffeeScript
・Roy
それぞれ、サンプルコードがあり、WEB REPL上で実行できる。
サンプルコードはクリックするとREPLに入力される。
これも回答形式の方が好きだけどなぁーまぁいいか。
調べているうちにこんなまとめを見つけてしまい、
やる気がなくなってきた。
http://joel.franusic.com/Online-REPs-and-REPLs/
さらにいろいろ調べたい人はこのサイトのまとめを参考にするなり、
自分でググってみるなどしてみてください。
まとめ
ためしに新しい言語を使ってみるときにこういう情報があると
参入障壁が下がるのではないかと思ってまとめてみました。
自分のメモもかねて。
そして、その言語にあなたが魅かれた場合は、自分のPCに
言語環境を構築しましょう。REPLだけでは分からない世界が広がっているはずである。
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