2016/03/29 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - プロジェクト型組織とナレッジシェアリング

プロジェクト型組織とナレッジシェアリング

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確か、経営論だか組織論的に言うと、プロジェクト型組織というものがある。
これはなんだか、とても身近な感じがする。


「プロジェクト型組織」とはプロジェクトを実施する上での組織形態の1つ。
特定のプロジェクト専門のチームを作り、各々のプロジェクトで独立して事業が動かされる。
この「プロジェクト型組織」ではプロジェクト内のマネジメントはプロジェクトマネージャーが責任を持って行う。
各プロジェクトメンバーは定まったポジションはなく、プロジェクトが終了すれば別のプロジェクトに所属する。
プロジェクト型組織とは


プロジェクト終了とともに解散するのがミソである。












プロジェクトが終わった後のことを考えてみたい。


解散した後、知見というのは大体において属人化する。
それぞれが失敗や成功の経験・知識を得たにも関わらず、それが蓄積されないことをよく見る。

ほとんど企業ではナレッジシェアリング的な事がうまくいっていないんじゃないかと思う。

ナレッジシェアとはSNSなどでの情報共有の事を言うらしいが、もっと広義な感じで
情報を会社として持つとか、社員同士で有益な情報交換をするとかそういう文脈で書いている。



共有がされない理由は、以下のようなものだろうと思う。


・共有する事に意味を感じていない


共有したらどうなるの?良いことあるの?


・客先常駐など分野が異なりすぎているため役に立たない(と思っている)


その業務特有の知識であるため他で応用出来ない。
完全に応用の聞かない事象なんてなかなか無いとは思うが、やる気を奪うには充分かもしれない。


・共有するコストが高い(と感じている)


情報共有する事が面倒である、もしくは多忙すぐてそんな事はやってられない。給料も出ないし、時間がもったいない。など。







そうなった場合、企業に残るものはなんなのか、ということになる。
主に受託開発をしている、特にバラバラにメンバーが活動しているような状況の場合
残るものってあるのだろうか。
何も残らない中で出てくるアイデアってあるのだろうか。

これが受託スパイラルであり、作って終わるを繰り返すのでそこからなかなか新たなサービスや製品が生まれてこないんじゃないかと思っている。




もし、そういった事ばかりになっていると組織的な体力がとても低い状態であると言える。
独自のサービス、特化した技術などがない企業はおそらくある程度の規模で頭打ちになるのではないかと思う。

そこからのスケールアップをするためにも情報共有って大事。


大手企業はこうやっている、とかうまくいっている企業はこうやっているとか、知りたい。

もしくは、少数の天才が作り上げたものでバックヤードを見るとそのあたり杜撰だったりすることが多いのだろうか。





個人的には多分良い会社はすべからくやってると思うからやるべきというまとめ。

実際どうなのか知りたい!



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