良い本なので感想とか僕の考えてることを書こうと思います!
「わかる! ドメイン駆動設計~もちこちゃんの大冒険~」というTechBoosterさんが出している本です。
DDDだからページ数多いんだろうなというイメージだったんですが、60ページ。しかも1000円は安い。
買ってハズレでもちょっと1日御飯を控えめにするだけでなんとかなる(大体控えめにすることはない)。と思いPDF版を買いました。
こちらから買えますよ!まわしものじゃないけどw
https://techbooster.booth.pm/items/392260
読むきっかけ
- 知ったかぶりの限界
最近、僕の周りでもDDDについて見聞きすることが増えました。
あー、うんうん、アレなアレ。と知ったかぶってすごすのも若干辛さが出てきたし、
何か知っておきたいなぁとなってきました。
でもDDDの有名な2冊(実践ドメイン駆動設計、エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計)は分厚い。
という時に丁度良いなコレはとなったのでした。
- 別に導入するかは分からないけど教養
よし、これ読んで自分のプロジェクトをDDDで!とか熱い意気込みはなく。
味わってみて美味しかったら使ってみようかなぐらいのスタンスです。
でも半端な理解で使うのはヤダしうんたらというのも読む理由です。
- DDD使ってます!に対する違和感
DDDに対する、というか「DDDを使う人」に対する違和感みたいなのがあって。
アジャイルとかスクラムとかでもよく感じるんですけど。
というのも、たまに「DDDを使ってます」って言っててもそれは本当にDDDなのか?って思うんですよね。
でもDDDって何か僕知らんけど、みたいな。
DDDは学ぶには本が分厚いから浅知恵で良いとこどりをしようとした結果、亜種DDDみたいなのが色んな所で出来たりというイメージ
— やんくです (@yy_yank) 2017年1月2日
(ここらへんの感覚は伝わるか分からないし、受け止められ方によっては怒られそうですけど)
あと、ことDDDに関しては分厚い本を読むのがゴールっぽくなってしまいがちで、なんかなぁという気持ちもありました。
漫画読む感じの分量だしあっさり読める
読んだ感想として、60ページはスラスラ読みやすい。
僕は本読むのは遅い方なんですけど、ホント短時間で読めます。
いっぺん、読んでる間にお風呂にお湯入れてて溢れましたけど。
あと、読み返したりするのも楽だし、PDFだから携帯でもPCでも見れるし良いですね。
この本が、実践ドメイン駆動設計やエリック・エヴァンスのドメイン駆動設計の入り口になるかなと思って、この3冊行ったり来たりすれば詳しくなれそうです。
本の内容について
一箇所typo見つけた以外は特にツッコミどころもなく、なるほど~という感じでした。基本的にあの分厚い本が出典にはなるんですが、それをうまく60ページに要約しているなと感心しました。
この章は結構色んなの盛り込んでるから多分相当苦労して作ったんだろうなと思った章とかありましたw(読み手としてというか書く側の気持ち)
システム開発をするフィクションストーリーを軸に話が展開されるので理解もしやすいですね。
違和感の正体
読んでみて分かった違和感の正体は、「戦略的設計」と「戦術的設計」として説明されていました。
「DDD使ってます」という人のコード例とか見ても「戦術的設計」の部分だけが伝わって来てたからだなーと。「戦略的設計」の部分は業務ドメインなので外部に公開出来なかったりして、そこのコンテキストが抜け落ちた状態でコード例を出されるからなんか変な感じがしてたんだと思います。
ここ、すごく大事だと思うので読んでみて下さい。もしくはググっても出てくるとは思うので詳細はそちらに任せます。
その他雑感
あぁ、僕が気を付けるようにしてたやつってユビキタス言語って名前がついてたのか
— やんくです (@yy_yank) 2017年1月25日
境界づけられたコンテキスト、あるある
— やんくです (@yy_yank) 2017年1月26日
証券でもアカウントの意味アレだったし
てくぶのDDDのやつ、とてもいいですね
— やんくです (@yy_yank) 2017年1月26日
まとめ
とりあえずユビキタス言語は作っていきたいなーと思いました。
戦略的設計をやっていく素振りを見せつつ、気が向いたら戦術的設計をやろうかなと。
bufferingsさんの考え方とか好きなので、僕もこういう感じでやってこーと思います。
DDDとかスクラムとか置いといて。
https://speakerdeck.com/bufferings/jie-guo-de-nisukuramuninatuteru-nafalsegaiitosi-u-number-rsgt2017
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