2020/02/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - とりあえずArchでxmonadを動かすまで

とりあえずArchでxmonadを動かすまで

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xmonadを動かすまでの作業ログです。


Archに限らずLinuxではX Window Systemというものが必要らしいのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/X_Window_System

参照実装がxorgとのことなので、大体の人は無難にxorgを入れることになると思います。

基本的に以下の記事をみつつ、自分の環境に合わせて調整していきます。
https://qiita.com/shskwmt/items/7dbeedc775d1fdc654e5


sudo pacman -S xorg-server xorg-server-utils xorg-xinit

やってみたところ、 xorg-server-utils がみつからなかったです。

redditにこんな記事が。これで良いらしい

https://www.reddit.com/r/archlinux/comments/69r15f/xorgserverutils_removed/

以下で入れ直す。

pacman -Rns xorg-server-utils
pacman -S xorg-apps

lspciというコマンドで自分のPCのビデオドライバーが何かを確認します。

lspci | grep -e VGA -e 3D

自分の環境はIntelほにゃららだったので、Intel突っ込んでおけば良いことわかりました。


Intel突っ込みます。

sudo pacman -Ss xf86-video-intel

Arch Wikiによるとinput synapticsは古いというような事書いてあったので、多分libinputで良そそうだなぁと思い、以下実行。

sudo pacman -S xf86-input-libinput 

xmonadの色々をinstall


こんな感じか。

sudo pacman -S xmonad xmonad-contrib

xinitrcのサンプルっぽいものがあるので、homeディレクトリ以下に持ってきます。

cp /etc/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc

xinitrcをいじって不要なところをコメントアウトしてxmonadを起動するようにします。

vi ~/.xinitrc
...

# twm &
# xclock -geometry 50x50-1+1 &
# xterm -geometry 80x50+494+51 &
# xterm -geometry 80x20+494-0 &
# exec xterm -geometry 80x66+0+0 -name login
exec xmonad

bashであればこんな感じでいいらしいです。

vi ~/.bash_profile
[[ -z $DISPLAY && $XDG_VTNR -eq 1 ]] && exec startx

あれ?自分の環境はzshだよなぁと思いつつ自分はzshrcにとりあえず突っ込んでみたんですけど、うんともすんともならず。
多分bash_profileに書くのが正しいんでしょうね。なんにせよ、bashなり、zshなり起動時に読み込んでxが立ち上がれば良いというだけなので、この辺りは好みです。

再起動

このあたりで再起動が必要です。ドライバとかxorgとか入れたのでまぁそのあたりの兼ね合いだと思います。

sudo reboot

さてxmonad起動。画面真っ暗でビビりますね。
そして、alt shift enter押してみたんですが、、、何も起きず。
alt shift qでxorgを終わらせます。
インストール時に失敗したのか、xorg系に同梱されるものが変わったのかわからないですが、xtermが入ってないようでした。
ということでで入れていく。

pacman -S xterm

xterm入れ直して、新ためてalt shift enter押すと反応しました!
おっけー、これで一応xorgの上でxmonadが動いてて、xterm起動までは出来た…はず。


xorg上で動いているとはいえ、画面が真っ白になっただけで変わり映えしないというか、まだ実感がありません。
ちゃんとブラウザとか動くかなぁとかは見ておきたい。

以下にしたがってchromeのbuildインストールをします。

https://www.hiroom2.com/2018/10/08/archlinux-20181001-google-chrome-ja/

sudo pacman -Sy --noconfirm git base-devel
git clone https://aur.archlinux.org/google-chrome.git
cd google-chrome
makepkg -s --noconfirm
sudo pacman -U --noconfirm google-chrome-*.pkg.tar.xz
sudo pacman -Sy --noconfirm xorg-mkfontscale xorg-mkfontdir
sudo pacman -Sy --noconfirm ttf-sazanami

google-chrome-stableでブラウザが開いた!よし、多分うまくいってるんだろう。


とりあえずおもむろにYouTube流して見たんですが、音でない。
そういえば設定何もしてませんでしたね。

pulseaudioをとりあえず入れてみます。
https://wiki.archlinux.jp/index.php/PulseAudio#.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AB

インストールして起動。

pacman -S pulseaudio
pulseaudio --start

muteを外します。

pactl set-sink-mute 0 toggle

pulseaudioでもvolumeコントロールできそうなんですけど、alsaも入れてみました。TUIでvolume操作できます。

pacman -S alsa-utils
alsamixer

無事YouTuberがしゃべりはじめました。


とりあえず今回はここまでです。
難しいというかハマりポイントとしては、xmonadの初回起動でビビるというところと、インストール祭りなのでインストールに時間がかかるという事です。



あと、xmonadでブラウザをフルスクリーンにする方法とかもちょっとはまるのですが、このあたりご参照ください。
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Xmonad#Chromium.2FChrome_.E3.81.8C.E3.83.95.E3.83.AB.E3.82.B9.E3.82.AF.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.83.B3.E3.81.AB.E3.81.AA.E3.82.89.E3.81.AA.E3.81.84



次回はHaskellでハスハス(?)していければいいなぁとか思います。
注)xmonadの設定ファイルはHaskellで記述します。
あと、xmonadもいいんですが、xfceも気になるのでそちらも少し試してみようかと思ってます。その他GNOMEは…デカすぎる感じがしてなんとなくやめておこうかなと




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