2020/02/29 このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - めっちゃ手にフィットするキーボード、uzu42を作りました #uzu42

めっちゃ手にフィットするキーボード、uzu42を作りました #uzu42





uzu42を作成したので、ビルドログなど書いていきます。あと、買うまでの経緯も書きます。


いきさつとして、これまでいくつか自作キーボードを作り最近はMiniAxeを使っていました。
MiniAxeは36キーですが、キー数的には使っているうちに充分という境地にたどり着きました。
使い方さえ分かればみんなそうなると思います。


しかし、MiniAxeに1つだけ気になることがありました。小指の置き場です。
これは、本当に個人的な感覚でしかないのですが、手を丸め込まないと小指がキーの上に乗らないんですよね。これは格子状のキーレイアウトなので仕方ないです。
(なによりそんなこと置いといても良いぐらいMiniAxeはカワイイ)

まぁ、そんな分けで36キーあれば充分だけど小指の置き場がしっくりくるものを探していました。


Rhymestone( https://scrapbox.io/self-made-kbds-ja/Rhymestone )も可愛くて欲しいわけですが、在庫がなさそうなので断念。そもそも4行5列の格子状レイアウトなので多分小指の置き場問題に引っかかってしまう。
ということで。天キーで実際に触って気になったuzu42か、温故知新?レツプリのどちらかにしようと考えました。レツプリはTALPキーボードさんがキットで売ってたりして手軽になってる。


どうしても天キーで触った時のフィット感が忘れられず、uzu42を作ることにしました。

正直言うと、マジで書くことないです。
なぜならuzu42のビルドガイドがめちゃめちゃ詳しいからです。
https://github.com/nrtkbb/Keyboards/blob/master/uzu42/build_guide_jp.md

ツイートもしたんですが、uzu42を作る以外でも勉強になる知識が詰まっているのでビギナーにおすすめのドキュメントです。大体の自作キーボードのビルドガイドは良くも悪くも「分かってる人向け」の文章になりがちですが、uzu42に関しては初心者でも分かるのではないかと思います。

とりあえず、ビルドガイドを前提として、僕の作成過程の雑記をします。


左右がくっついてるのでパキッと割ります。
なにげに1番この作業が緊張したかも。ゆっくり慎重にやりましょう。


LEDはhelixのledtestをpromicroに焼くことで確認できます。左右をtrrsで接続せずとも確認できたのもなかなか楽で、優しいPCB設計だなと思いました。
このLEDですが1つずつのつながりになっているのでどこかが断絶するとそれ以降光りません。そのため、1つハンダしては導通して光らせるという作業を繰り返しました。ちなみに、通称芋けんぴに関しては僕は1つしか使わなかったです。邪道なやり方したかも。ビルドガイドに従うのがオススメです。あとフラックス塗布った方が良いでしょう。


ダイオードもよくあるちっちゃいやつなのでフラックス塗布したほうがいいと思います。
フラックスが無いと盛りハンダしても結構浮いちゃうこととかあるので…。
フラックス塗り塗りしたおかげでうまくハンダできました。


丁寧にハンダしていきましょう。ハンダが雑になっても後から修正はできるので手戻りに優しいなと思いました。


ここまで来ればこっちのもの。ということで組み立てて出来上がり。
あ、そういえばOLEDのハンダ忘れてたなぁ。。


やはり、天キーで触ったときの感覚通りでフィットがすごいです。多分人の手にもそれぞれの相性があると思うので、万人受けというわけじゃないかもしれないですが、ここまで手にしっくり来た自作キーボードは初めてかもしれません。
キー数は36キー以上あるので充分です。
あとLEDたくさんつけたのでいい感じに光ります。


いかがでしたでしょうか?(1度言ってみたかった)
自作キーボードは色々ある中、本当にビルドガイドも充実しているので初心者にもオススメです。
uzu42に限らず実際の完成品を触ってみてから買うこと、キーマッピングを妄想してから買うのが良いと思います。
ということで良い自作キーボードライフを!


uzu42



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