はじめに
自分は本を読むのが苦手で、本を読むそのやり方自体に興味が向きました。
自分はどうすればより良く読書ができるのか。
そのために行っている試行錯誤をメモがてらブログにしてみます。
誰かの役に立てば幸い。
読書法の試行錯誤1:音声で本を聴く
前提、プログラミングなどの技術書以外の本は聴きながら進める。
例えばハウツー本、エッセイ、小説など会話調の本など文章が主体の本だとなんとかなります。
自分は読み飛ばすというのが苦手なので、聞き流すことで本を斜め読みすることをやっています。
具体的には、アレクサでKindle本を流しています。
聞きながらメモを取る
勉強したい場合、理解を深めたい場合聞くだけだと、能動性が足りず受動的になるのであえてリアルタイムで聴きながらスマホ or PCでメモを持っていきます。
英語のリスニングやシャドーイング的な気持ちでやります。
これにより、集中力が切れてTwitter見るみたいな行動を起こしにくくなります。
読み上げは流れ続けるし、常にメモを取り続けるので本を読む、という行動が長続きしない自分にはハマりました。
聞きながら散歩する
深く勉強をするというより、なんとなく全体感を知りたいので通読したい、などの場合は
歩きながら聴いたりします。
メモを取りながらとか、実際に読むより濃度は下がりますが、低コストで数割程度理解したいなどであればこれで充分かもしれません。
読書法の試行錯誤2:聞いてから気になったら本を読む
聴くことで本を読む、という手法をやりつつ
普通に本を読む場合もあります。
「それは普通に本を読んどるだけやないかい!」という声が聞こえてきそうですが
自分にとってはそういった行動(普通に読む)を取れているだけで大成功です。
自分の場合、聴くことでとっかかりの「読む」という行動の大変さが緩和されます。
聴いているうちに、「いや。これ読んだほうが早いじゃん」となります。
そういう心理になることで自然と本を読む行動が促進されます。
本を聴くというのには副次的にそういう効果もあるのかなと思っています。
メモを書きながら読む
本を読む場合も、ネットサーフィンやSNSをしたくなる欲求に駆られます。
本を読むのをやめたくなったり、誰かに本の内容をシェアしたくなったり。
しかし、本の内容をネットに垂れ流すのは著作権的にも倫理的にも憚れてアウトプットしにくいです(メチャいい本です、とかは言うけど)。
というところで、本を読みつつパブリックではない場所にメモを書くというのを頻繁にやります。
あとから見て本のインデックス(付箋を貼る家のようなイメージ)になるようにメモを取っていきます。
15分だけ読む
それでも、本を読むということは最初のうち大変です。
ゆるく本を読む方法として、時間を区切ってしまってその時間だけ本を読むということもやります。
15分を例に出しましたが
これは、「たったの5分」のように自分にとって余裕の有りそうな設定にすると良いです。
読書があまり出来ていないというのは、まだ読書習慣がない、もしくは継続しにくいということだと思います。
したがって、第一歩として時間の捻出が課題になりそうです。
そういったとき、「眠くてもう寝よう、でもたったの5分なら時間とるか」という風に時間のない中で取り組めるステップに出来るというのがこのやり方の狙いです。
不思議なことに、5分過ぎた頃には「あれ、まだ読めるな。もうちょっと読めるな。読もうかな」
と更に読むことが出来たりします。
狙い
どのような方法を取ってるかについては上記のとおりです。
「聴く」と「読む」に関しての試行錯誤だったわけですが狙いを整理すると
- ハードルをとにかく下げる
- 全てを読んで理解しようとしない
- 読書メモをとる
という3つをポイントにおいています。
読書メモはその本のインデックスとしても役立つし、読書2周目〜3周目に肉付けをしたり削ぎ落とすことも可能です。
- 読んだけど昔過ぎて忘れてしまった。大事なところだけ思い出したい
- 思い出すきっかけが欲しい
- 更に理解を深めたい
といったニーズにマッチするのが読書メモかもしれません。
おわりに
自分なりの読書について書いてみました。なんとなく自分としては良い感じに回していけそうな手触り感があるので、今まで試したところをブログにまとめました。
皆さんのより良い方法などもあればぜひTwitterやコメントなどで教えてください!
参考にしたもの
- Amazon AlexaアプリでKindleを読み上げて積ん読を消化する(ながら読書をする)
- 「読書の技法」佐藤優
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